“怖くても、やる”が道を拓く/安藤税理士法人 安藤 尚志様
愛知県小牧市|安藤税理士法人 安藤尚志様
「現状に甘んじない姿勢が未来を変える」
愛知県小牧市で会計事務所を経営している安藤です。名古屋市のすぐ隣、名古屋高速を使えば都心まで20~30分という立地にあります。
父から事業を承継して12年。現在はスタッフ6名(うちパート4名)体制で、「お客様に価値を届ける会計事務所」を目指して取り組んでいます。
「ゼロ」からの適正化──怖くてもやると決めた
今回、顧問料の「適正化プロジェクト」に参加しましたが、私が取り組んだのは“適正の基準にすら達していなかったゼロベースの価格”の見直しです。
正直、めちゃくちゃ怖かったです。「怒られるんじゃないか」「切られるかもしれない」と思いながら、震える気持ちでお客様に値上げを伝えました。けれど、結果はまったく逆で、反応は驚くほど良好。現在の値上げ総額は約100万円、さらに11月以降の最低賃金の上昇に合わせて、全体のお客様にも一斉に見直しを進めていく予定です。
ブランディング再始動──5年ぶりのFacebook投稿が反響に
今回、もうひとつチャレンジしたのがブランディングです。
以前はFacebookをやっていたものの、実に5年ぶりの更新。
経営計画や決算前検討会の様子をお客様にお願いして写真を撮らせてもらい、7月から10月で10件投稿しました。すると、ウイスキー好きの私が事務所で投稿していた過去最高「いいね」数(85件)を、あっさりと超える反響がありました。
「税理士なのにコンサルもやってるんですか?」
「うちの税理士、決算のときしか来ないよ…」そんな声も届き、“何をしているかを伝えること”が信頼に変わると実感しました。
サボり癖を克服させてくれたコミュニティ
私は自分で言うのもなんですが、仕事に関しては少しサボり癖があります。
筋トレは休まないのに、仕事はつい後回しにしてしまう。でも、そんな自分を変えてくれたのが、このCXOというコミュニティでした。
飯島さんと出会い、「会計事務所の経営とは何か」を学んでから、経営者としての視座が大きく変わりました。
渡り鳥のように、仲間と進む
飯島さんが昔おっしゃっていた「渡り鳥組織」という言葉。
飛び続ける鳥たちのように、力ある者が先を走り、他の者は疲れたら一番後ろへ。交代しながら、全員で前へ進んでいく──まさに、このCXOがその理想を体現している場だと、私は強く感じています。
このコミュニティがあったからこそ、現状に甘んじず、新しい挑戦ができた。飯島さんへの感謝とともに、これからも自分の役割を果たしていきたいと思います。
ありがとうございました。