「税理士×社労士×コンサルティング」で人が育つ企業の経営サポート:大阪総合人財経営株式会社 代表取締役 / 大阪総合労務会計事務所 佐藤 充 先生

「単なる税務申告や記帳代行だけでなく、経営者の右腕として経営戦略や組織づくりをサポートしてほしい」という声は、近年ますます高まっています。
そんな中、「税理士 」× 「社労士」 ×「 コンサルティング」という強みを活かし、数字だけでなく「人」が育つ企業の経営サポートを行っているのが、中小企業の成長を支援する社長専門コンサルタントの佐藤 充(さとう みつる)先生。

大阪総合労務会計事務所 代表税理士 阿部ミチル先生(左)・お客様担当スタッフ(右)
大阪府八尾市を拠点とした大阪総合人財経営株式会社の代表取締役として活躍されています。
「会社の成長に不可欠なのは、経営者だけでなくスタッフ全員がいきいき働ける組織づくり」という考えを土台に、佐藤先生はどのような想いで企業の経営支援を行われているのでしょうか。
その独自のサービスや、企業支援にかける想いについて、たっぷりお話を伺いました。
大阪総合人財経営株式会社 代表取締役
大阪総合労務会計事務所 相談役
佐藤 充(さとう みつる) 先生
Sato Mitsuru
「シン・人本主義経営」の指導をする社長専門コンサルタント。中小企業の経営課題に取り組み、10年の歳月をかけて「人を大切にする月次決算®」「人を大切にする人事評価®」を開発。AIを活用しながら「経営計画」✕「人事評価」✕「理念」の指導が得意。クライアント企業の7割以上が最高売上・最高益の達成中。

- 1. 人を軸にした経営そのものを支援できるのが強み
- 1.1. 数字以上に「人」を見る姿勢
- 1.2. 税理士と社労士の連携でワンストップ対応
- 2. 大阪総合人財経営株式会社・大阪総合労務会計事務所の主なサポート実績
- 2.1. 人材離れが止まらない!製造業社長が掴んだV字回復の秘策
- 2.2. 一人で悩まない法人成り!不安を突破して掴んだ組織力
- 3. どんな仕事でも、工夫や姿勢ひとつで「やりがい」は生まれる
- 3.1. 聴く力×伝える力=社長も社員も笑顔になる「橋渡し」役
- 3.2. 数字の裏にある「人間ドラマ」に踏み込んで伴走する
- 4. 大阪総合人財経営株式会社・大阪総合労務会計事務所の今後のビジョン
- 4.1. 幹部が変われば会社が変わる!右腕となる次世代育成プログラム
- 4.2. 社員が輝けば地域も輝く!八尾発「良い会社づくり」への挑戦
- 4.3. 経営者も組織も育つ!教育×相談×支援のオールインワンサポート
- 4.3.1. 幹部向け理念浸透&教育プログラム
- 4.3.2. 経営者&人事担当者向け人事評価&コーチング
- 4.3.3. スタートアップ&小規模企業向けフルサポートパック
- 5. 数字の向こう側にいる人々の未来を支える、伴走型会計事務所
- 6. 大阪総合人財経営株式会社・大阪総合労務会計事務所概要
人を軸にした経営そのものを支援できるのが強み
佐藤先生の会計事務所の強みは、「ただの税務・会計サポートにとどまらず、人を軸にした経営そのものを支援できる」という点です。
佐藤先生は、もともと「記帳代行と税務申告」を中心に行う会計事務所に14年ほど勤務されていました。
かつては「とにかく税務申告と記帳代行が会計事務所の仕事」と教え込まれたそうです。
しかし、バブルが崩壊し、不況の波が企業を襲ったときに、経営の継続相談が増加。
「数字をまとめるだけ」の税理士業務ではお客様を本当に支えきれない、という状況に直面されたそうです。
そこで着目したのが「人」と「組織」でした。
「数字をまとめるだけ」から、「経営計画・人事評価・理念やコーチング、組織づくりのサポート」に力を入れるスタイルへ転換。
「社長だけでなく、その右腕となる幹部や社員が、会社の理念や目標を共有してこそ、売上も利益も本当の意味で伸びていく」この理念を軸に、佐藤先生の会計事務所ではコーチングの手法も積極的に取り入れたサポートを行われています。
さらに会計事務所に社労士がいることで、「人と組織」を含めた「税理士」×「社労士」×「コンサルティング」という3つの強みを活かした総合的な支援を行っています。

佐藤 先生
これまでの会計事務所は、どうしても「税務申告して終わり」という業務がメインでした。
しかし、経営者は「どうやったら会社がもっと伸びるのか」「組織がバラバラで困っている」といった悩みを常に抱えているんですね。
そこで私たちの会計事務所では、経営者の方に「数字の結果」だけではなく、「数字を生み出す人と組織づくり」にまで踏み込んだサポートを行うようにしています。
社労士がいることで、人事や労務管理の面からも経営者をフォローできる。
結果的に、記帳代行や決算だけでは得られない「事業の継続性」や「会社全体の底上げ」を後押しできるのが、当事務所の強みですね。

人を大切する月次決算書®
数字以上に「人」を見る姿勢
佐藤先生の会計事務所が最も重視するのは、「会社の数字」だけではなく「その数字を生み出す人」にフォーカスする姿勢です。

佐藤 先生
私たちがめざすのは、単に決算書を作って税務申告を済ませるだけではありません。
「経営者や社員が自分たちの会社をどうしていきたいのか」を考え、そこに向かって動ける組織をつくること。
人が変われば数字も変わる。その好循環を生み出すことこそが大事だと思っています。
実際、佐藤先生は会計業界歴30年と業歴が長く、これまで数多くの、パワハラや人材使い捨てなど体質に難がある中小企業を見てきました。
そのなかで、「数字を作るのは最終的には人である」ことに気づいたと言います。
数字改善の根本にあるのは、幹部や社員が組織の理念を共有し、自走(主体的に動く)できるかどうか。
そのため、教えを押し付けて終わりとなるようなティーチングではなく、「コーチング」の手法を取り入れ、まずは経営者や幹部の方々の想い・ビジョンを引き出し、そこに必要な知識をティーチングで補足というように、現場の人材育成や組織づくりにも力を注いでいるのだそうです。


税理士と社労士の連携でワンストップ対応
佐藤先生の会計事務所には、社労士資格を持つメンバーも在籍しており、税務・会計と人事・労務の両面から支援できる体制が整っています。
たとえば、次のような経営と人事労務が絡み合う部分も、ワンストップでスピーディーに対応が可能です。
- 法人成りのタイミングで人を雇用する際の手続き・労務管理
- 社員の定着率向上や教育プラン
- 役員報酬の最適化や社会保険の調整

佐藤 先生
たとえば法人成りのタイミングや、初めて社員を雇用するとき、社会保険や就業規則など初めてのことが多いですよね。
それを一括相談できるのは大きなメリットだと思います。
当会計事務所では、労務管理や評価制度づくりまで含めてサポートし、企業の成長を後押しする体制を整えています。
大阪総合人財経営株式会社・大阪総合労務会計事務所の主なサポート実績
佐藤先生の会計事務所では、企業が直面するさまざまな課題に対し、実践的かつ継続的なサポートを行っていらっしゃいます。
佐藤先生の会計事務所でどのような企業の、どんな支援をされているのか、実際にサポートを受けた企業がどのような成長をされているのか。
実際の支援事例について伺いました。
人材離れが止まらない!製造業社長が掴んだV字回復の秘策
社員数30名ほどの製造業A社では、当初「決算申告と記帳代行」を税理士に依頼していました。
しかし幹部クラスの離職が相次ぎ、社長自身も疲弊してしまう事態に。
そこで佐藤先生の会計事務所に相談を持ちかけたところ、状況は大きく改善したのだそうです。

佐藤 先生
A社の社長が相談に来られたときは、幹部の離職が相次ぎ、会社としての方向性を失っていました。
まず、社長と幹部に集まっていただき、会社の理念や課題を整理し、共有する勉強会を開催したのです。
社員一人ひとりが自分の役割を考える場を継続的に設けたことで、半年後には幹部のモチベーションが高まり、新規事業や業務改善の提案が増えました。
離職率も下がり、3年かけて売上が着実に増加するなど、業績と社内の雰囲気は見事にV字回復しました。
一人で悩まない法人成り!不安を突破して掴んだ組織力
個人事業主として活動していたBさんは、売上拡大に伴い法人成りを検討しました。
しかし、「社会保険の手続き」や「新人を育てる仕組み」など、これまで経験のない課題が山積みで、強い不安を抱えていたそうです。
そんな中で、税理士と社労士の両面サポートが可能な佐藤先生の会計事務所に相談を持ちかけました。

佐藤 先生
Bさんが相談に来られたときは、法人成りや社会保険、採用後の育成について全くの未経験で悩まれていました。
そこで、法人設立手続きと並行して採用計画や評価制度の構築をサポートしたんですね。
特に、新入社員の受け入れ体制やキャリアアップ体制、従業員が自発的に動ける風土づくりに注力し、評価基準を明確化することで改善提案が活発になる環境を整えました。
その結果、社内が活性化し、組織の成長スピードが加速。
法人化を機に、会社の基盤が大きく強化される結果になりました。
どんな仕事でも、工夫や姿勢ひとつで「やりがい」は生まれる
佐藤先生が日頃から重視しているのは、「働きがいを感じられる職場づくり」なのだそう。
その考えの原点には、大学時代のある体験が影響しているのだと、佐藤先生は語ってくださいました。

佐藤 先生
大学時代、深夜の食品工場でライン作業をしていたとき、「ライン作業は奴隷の仕事だ」などと言われ、正直ショックを受けました。
でも、その悔しさをばねに、自発的に誰よりも明るく挨拶し、作業の仕方を少し工夫してみたんです。
そうすると、しばらくして職場の雰囲気も明るくなり、生産性も上がり、周囲からの評価も変わりました。
どんな仕事でも、ちょっと見方を変えたり姿勢を変えたりすれば「やりがい」は見つかる。
この経験を通じて、「人が変われば会社も変わる」ということを強く実感しました。
今では、経営者の方と一緒に「働きがいのある会社」を目指すことが私のライフワークになっています。
聴く力×伝える力=社長も社員も笑顔になる「橋渡し」役
佐藤先生が、経営者や幹部の悩みに寄り添う中で特に重視しているのが、以下3つのポイント。
佐藤先生が大切にする3つのポイント
- 「聴く」スタンスの徹底
- 専門知識のわかりやすい提供
- 経営者と社員の橋渡し役

佐藤 先生
まず、私は「聴く」ことを徹底しています。
経営者や幹部が抱えている想いや悩みを丁寧に聴き、必要に応じて深い質問を投げかけることで、隠れている本質的な課題を探るようにしています。
次に、専門知識を必要なタイミングでわかりやすくご提供することも意識していますね。
税法や会計、労務の知識を的確に伝えることで、社長や幹部が正しい情報をもとに判断できるようサポートしています。
さらには、経営者と社員の橋渡し役としても動くように心がけています。
社長が考える経営方針や理念を社員に伝えるだけでなく、社員がそれをどう受け止めているかを把握し、相互理解を促すことで組織のコミュニケーションを円滑にしています。
数字の裏にある「人間ドラマ」に踏み込んで伴走する
佐藤先生が考える「会計事務所の役割」は、記帳や決算業務など従来の税理士業務を超えた、より本質的な支援にあります。
クラウド技術の進化が進む中、税理士がどのように経営者や組織に関わるべきかについて、佐藤先生は次のように語ります。

佐藤 先生
数字を改善するには、人と組織の在り方に踏み込む必要があります。
経営者が抱える本質的な悩みに寄り添い、一緒に問題解決の糸口を見つけていくことが大切です。
そんな伴走者としてお客様に関わることが、これからの会計事務所の新たな役割ではないでしょうか。
記帳や決算申告は、これからの時代はAIやクラウドによっていくらでも自動化されるようになります。
だからこそ、税理士が力を入れるべきなのは、人事や組織、理念といった数字の裏側にある課題です。
経営者の右腕として、寄り添いながら伴走できる存在が、これからますます求められると考えています。
大阪総合人財経営株式会社・大阪総合労務会計事務所の今後のビジョン
佐藤先生がどの様な未来を見据え、どのような挑戦をされていくのか、今後のビジョンについて伺いました。
幹部が変われば会社が変わる!右腕となる次世代育成プログラム

佐藤 先生
社長だけでなく、「右腕」となる幹部・No.2人材が育たないと、組織は根本的には変わりません。
今後は幹部やリーダー向けの研修・コーチングを体系立てて展開していきたいですね。
外部の視点を取り入れつつ、幹部が自分の役割を認識し、経営者の想いを社内に浸透させていけるようサポートしていきます。
社員が輝けば地域も輝く!八尾発「良い会社づくり」への挑戦

佐藤 先生
地域の中小企業に対する「良い会社化」支援に力を入れています。
私は大阪府八尾市を中心に、地元企業との繋がりを大切にしてきました。
社員がやりがいを持って働ける「良い会社」を増やすことが、地域全体の活性化につながると考えています。
地元の企業が元気になれば、地域ももっと盛り上がります。
だからこそ、「社員が育ち、働きがいのある企業」になれる環境をつくるために、これからも人事評価制度づくりや社内研修支援といった形で、全力で取り組んでいきたいと思っています。
経営者も組織も育つ!教育×相談×支援のオールインワンサポート
今後は、組織全体を成長させるために、幹部育成から経営課題の解決、スタートアップ支援まで、幅広いサービスを提供していきたいという佐藤先生。
具体的には次の3つのサービスを展開・拡大していきたいのだといいます。
幹部向け理念浸透&教育プログラム

佐藤 先生
幹部が社長の理念を共有し、組織全体に広げる研修やコーチングを実施していきます。
幹部向けの教育プログラムでは、幹部が単なる実務者に留まらず、社長の右腕として組織を牽引できるよう、具体的な役割を明確にしながら伴走していきます。
また、コーチングを通じて、幹部自身がリーダーシップを発揮し、主体的に動けるような環境づくりをサポートできれば嬉しいですね。
経営者&人事担当者向け人事評価&コーチング

佐藤 先生
経営者や人事担当者向けの相談会は、税理士と社労士の視点を融合することで、人事評価や組織の問題を総合的に解決できるのが特徴です。
課題を明確化し、具体的なアクションプランを提供しています。
スタートアップ&小規模企業向けフルサポートパック

佐藤 先生
スタートアップや小規模企業へのフルサポートでは、単なる記帳代行や税務申告だけでなく、社会保険の導入までを一貫支援。
専門じゃないから、とたらい回しにしないことを心がけています。
特に、創業初期から「人を育てる経営」を根づかせることで、事業拡大をスムーズに進められる体制づくりを目指しています。
都合のいい人材が自然に現れることはありません。
社内で育てる努力をすることこそが、経営の成功につながります。
数字の向こう側にいる人々の未来を支える、伴走型会計事務所
一般的に「会計事務所」というと、つい「記帳や決算の代行をしてもらう相手」とイメージしてしまいがちです。
しかし、佐藤先生の事務所は、数字だけでなく「会社をまるごと良くする」ことを最終ゴールに据えた、まさに「伴走型のパートナー」。
経営者の想いやビジョンを幹部や社員へ浸透させ、人と組織を育てることで、最終的に数字(売上・利益)も安定して伸びていくサイクルをつくるお手伝いをしてくれます。
食品工場のライン作業での経験から、工夫や姿勢次第でどんな仕事にもやりがいが生まれると実感した佐藤先生。
「人が育ち、人を大切にする経営」が良い循環を生むと考え、経営者と社員の伴走者でありたいとも話していました。
「記帳や決算申告の代行『以上』のことを望んでいる」
「組織づくりや人材育成の相談に乗ってくれる会計事務所が担当して欲しい」
そんな経営者の方は、ぜひ佐藤先生のオフィスを訪ねてみてはいかがでしょうか。
数字の裏側にある「人」を大切にし、会社の「本当の成長」を共に実現してくれる、頼もしいパートナーになってくれるはずです。
大阪総合人財経営株式会社・大阪総合労務会計事務所概要

Webサイト・SNS
事務所名 | 大阪総合人財経営株式会社・大阪総合労務会計事務所 |
事務所の所在地 | 〒581-0869 大阪府八尾市桜ケ丘1-94 コーエイパレス桜ヶ丘4階 >Google Map |
最寄り駅 | 近鉄大阪線 近鉄八尾駅中央口から東へ徒歩約5分 近鉄八尾駅周囲に駐車場複数あり |
営業時間 / 定休日 | 平日 10:00〜17:00 / 土日祝 |
代表税理士名 | 阿部ミチル |
人員数・有資格者 | 5名(正社員1名、パート2名) 税理士・社労士1名 |
担当者の平均年齢 | 26歳 |
対応言語 | 日本語 |
対応業務 | 法人決算、会社設立・起業、経理・記帳業務、節税対策、融資・資金調達、法人の税務調査、相続税対策、贈与税対策、事業承継、経営コンサル、年末調整・法定調書作成、給与計算代行、給与計算指導、人事労務手続き代行(入退社/保険など)、人事・労務コンサル、個人の確定申告、個人の税務調査 |
対応エリア | 訪問可能エリア:大阪府 ※遠隔対応可能(全国) |
対応可能な連絡手段 | チャット(Chatwork)、 ビデオ会議(Zoom、GoogleMeetなど)、 事務所への来社、 お客様先への訪問は別料金を頂いた場合に検討しています。 |
対応する会計ソフト | MFクラウド、freee、弥生会計 |
対応可能な法人格 | 株式会社、有限会社、合名会社、合資会社、合同会社 |
料金体系 | 月額顧問料3万円から〜、申告費用16万円(別プラン内に含まれる)から >詳しくは「顧問料金の考え方」をご覧ください。 |
得意分野 | 経営コンサル、人事コンサル、事業計画、法人決算 |
得意業種 | 製造・加工、建設・建築、小売・卸売、飲食、医療・福祉 |
得意とする企業のフェーズ | 創業期、成長期、成熟期 |
顧問先数 | 約50社 |
顧問先の法人・個人の割合 | 法人9割、個人1割 |
顧問先の主な業種 | 製造・加工、建設・建築、小売・卸売、飲食、福祉 |
顧問先の売上高 | 1千万円〜10億円以上 |
顧問先エリア | 大阪府、Zoomなら全国 |